アイアンカーテンレール選び

もうすぐ引っ越す新しい我が家、
この家のダイニング・リビングルームには、時間をかけて選んだアイアン製のカーテンレールがすでについています。

レールの長さはお店と相談する

取り付けはリフォーム工事の業者さんに頼みましたが、
カーテンレールの長さはネットショップの店長さんと相談して決めました。

当たり前のことですが、カーテンレールの長さは窓の大きさに合わせて決める必要があります。

窓の大きさではなく、窓枠の大きさをもとに最適な長さを決めます。
また、おしゃれなカーテンレールの両端には「飾り」がついており、レールの全長は最適な長さ+飾りの長さになります。

カーテンレールには種類がいろいろありますが、部屋の高級感を上げる、部屋を素敵にみせるなら、部屋の雰囲気にあわせて種類を選ばないと「よくある部屋」になってしまいます。

シングルかダブルか

カーテンレールを支えるのがブラケットです。
カーテンを内側と外側の計2つでダブルにするのか、
レースだけのシングルにするのかも選びます。
ブラケットの種類が多いのはシングルです。
ダブルのものはレールと一体になったもの多く、アイアン製で発売されていたものはごくわずかでした。

アイアンがおすすめの理由

もし部屋を洋風のコーディネートにするのなら、アイアンのカーテンレールはおすすめです。
細くすきっりとしたレール。シャープな雰囲気は、部屋の中のアクセントになるだけでなく、部屋を少し大きくみせてくれる効果があります。

選び方のポイント

アイアンカーテンレールの商品は複数販売されていますが、できるだけ太さが細いものを選びます。

「アイアン風」の商品は中が空洞になったパイプ状のもので、値段は安いですが径が太く、見ためも「塗装してアイアン風にしました」とわかります。
やはり「中が詰まった」、細身のタイプ、本物のアイアンはいいですよ。

注意が必要なのは、防錆コーティングをしてあるかどうかです。
「無垢の味わいを楽しむ」みたいな説明で紹介されているアイアン製品はこのコーティングをしていないものが多く、年月が経つと錆びてきます。

カーテンリングとの組み合わせ

もうひとつの注意点は、カーテンリングです。カーテンレールと別に揃える場合、レールにリングが通るのかチェックが必要です。
レールの両端には飾りがついているものが多いので、この飾りを外せればリングが通ります、もし外せない場合には飾りの大きさがリングの内径より小さくなければいけません。

そして、カーテンリングの内側にレールとの摩擦を減らす処理がしてあることも重要です。
カーテンの開け閉めする際に、リングはレールをこすりながら移動します。
もしリングが無垢の場合(または摩擦が大きな場合)、こすれることで「削りかす」が出てきて、カーテンの下に黒い粉が落ちてしまいます。

購入したアイアンカーテンレール

店舗で実物が観れるカーテンレールはTOSOなどの大手の物になりますが、値段が高いのです。
そこでネットの画像と寸法などの説明を比較して選んだのが
アイアン専門店CERISE(スリーズ)のカーテンレールです。

アイアンカーテンレール(Sシリーズ)

アイアンカーテンレール
こちらのページにある、飾りがボールのA-07,飾りがくるっと回ったA-08、どちらも購入しました。
価格と出来栄えの両方でいい商品です。

特にA-08のタイプ、この飾りは他店の商品でもよくあるのですが、先が細くなっていてそして形がいいのはこの商品だけでした。

カーテンレールはまじまじと近くで目にするものではありませんが、部屋の中でぱっと目につくものなので、そのシルエットが素敵に見えると部屋の雰囲気がぐっとよくなります。

そして一緒に買ったのが
可動ブラケット

華奢な作りですが、十分役目は果たしてくれます。
上のアイアンカーテンレールよりも少し太めのレールでも使用可能です。

カーテンリングについては別のショップで
カーテンレール 部品 TOSO アート・スミス2 リングランナー(6個入り)
を購入しました。

飾りがボールのA-07カーテンレールには、このままでは通すことができず、
リングについている小さな輪を切りはずし、レールに通してから再び輪をつける作業が必要でした。
(小さな輪は、よく見ると切れ目(接合部分)があり、ここをワイヤーカッターなどで切ります。
輪に傷がつかないように布をあてて、2つのペンチで切れ目の左右をはさみ、切れ目を広げました)