リフォーム工事にかかった日数

ようやく工事が終了の目途が立ち、引越の準備を始めることができました。
リフォームをこれから検討する人にとって、
「いったいリフォーム工事にどれぐらいかかるのか?」
は、金額だけでなく期間も気になると思います。

たぶん僕たちの場合は「極端に長いケース」なのかもしれません。

中古住宅の購入が決定し、正式に引き渡しになったのが2月1日。
そして工事完了が5月29日で引越日は6月8日。
4か月間です。

最長でも3か月間と思っていたのを1か月上回る長さ。
この期間中は賃貸アパートの家賃を払い続けました。
(工事完了が長引くほど、余計な出費です。)

でも、おそらく普通のリフォーム工事はここまでかからないでしょう。

この4か月間のうち、実際に工事を行った日数と言うのは2か月分にもなりません。
リフォーム工事にはいろいろな工程があり、工事を行う業者も1社ではありませんでした。
すべての工事のスケジュールが無駄な期間なくスムーズに進んだとしたら、2か月ぐらいだったと思います。

大抵は工事期間がどれくらいになるのかは、工事の種類と規模により、そしてその段取りを組む工務店の力量、繁忙時期かどうかということによるでしょう。

僕達のリフォームの場合、道路から玄関先までの通路部分の工事と建物内の工事があったのですが、前者の外構工事で非常に時間がかかりました。
建物内の工事については取り付ける部品(洗面台など)の取り寄せに少しだけ日数がかかったぐらいで、あとは順調でした。

外構工事の開始の遅れ、電気工事開始の遅れ、ガス工事の遅れ、これに時間がかかりました。

この外構工事の中身が、すべて順番に行っていくしかなく併行してできなかったことも理由です。

外構工事をお願いした工務店さんによると、
電気工事とガス工事については、電気会社・ガス会社それぞれの契約業者しか工事を行えず、その業者のスケジュールに任せるしかないのだそうです。
価格も入札はありますが、大きく値崩れはしません。

今回は塀基礎の撤去、引き込み柱の移動、ガスメーターの移動、ガス管の引き直し、そのうえで舗装、タイル貼り、門扉と郵便ポストの設置がありました。

さらにはこの工事の前に壁基礎撤去について土地に隣接する賃貸アパート管理者との交渉に1か月ほどかかりました。
(これが精神的に一番きつかったです)

外構工事の各工程はだいたい2・3日で終わっていましたから、「(次の)工事を待つ期間」がかなりあったのです。

建物内のリフォームについては1か月弱かかりました。
全ての壁紙と天井のクロス張り替え。
1階の床の張り替え。1階のトイレ・洗面台の交換。
キッチンとダイニングの間の壁の取り壊しとキッチンカウンターの取り付け。
照明用の電気工事。
この間「待つ日数」は合計一週間ほど。スムーズなほうでしょう。

こうして振り返ってみますと
住宅の購入とリフォーム工事の開始が決まったら、なるべく早く引っ越しの予定を建てたいものですが、工事開始時点での工事完了の目途はあまりあてにならないのかもしれません。

リフォーム工事には予算も期間も余裕をもってむかえることをお勧めします。