舗装の端には縁石

歩道部分のタイル選びが終わり、これで通路兼駐車場の舗装については決定、と思っていたのですが、
工務店さんから「タイルの端には縁石を置いた方がいいですよ」との返答が返ってきました。

人や車などが通る部分にタイルの端があると、タイルが欠ける恐れがあるということだそうです。
さらにタイルと下地との間に水が入り込む可能性があるとも。

そう教えてもらってから外出中にいろいろな場所の舗装をチェックしてみると、確かにどこも縁石があります。
タイルの端には固い石やレンガが。
今まで舗装面のデザインのためだけにあると思っていましたが、そんな役割があったのかと勉強になりました。。

縁石はタイルを守るためにあるので、頑丈なものでないといけません。
頑丈=固いもの=石。

なんだまた石を検討しなくてはいけないのか、と思いながら調べますが、タイルの色に合ったものがなかなかみつかりません。
それに結構大きなものが多い。
幅は最低限10cm必要です、と工務店さんから言われましたが、もっと細いかもっと太いかのどちらかしかない。
あまり薄いと駐車場には使えないだろうと、ようやくネットで見つけたのが「御影石 赤錆色」の幅7cm。
どうも墓石に使われている石にも見えタイルと質感が違いますが、タイルのほうがこの石に比べて十分大きいので気にならないだろうと、工務店さんに確認しました。
工務店さんはサイトの石屋さんに確認をとってくれて、「駐車場の縁石に使って大丈夫」との返事をもらいました。

これで本当に通路の舗装の仕上げが最終決定しました(工事が順調に進めばですが)。

両サイドにターフパーキングを敷き、セダム草を植えてグランドカバーにする。緑の絨毯のイメージ。
そして真ん中の歩道部分をタイル並べる。幅約90cm。
その両端に縁石の白い御影石が続いていく。

かなりこだわって選んだせいか、コンクリート全面舗装よりも約50万円も高くなってしまいました。

「家を出入りする際に必ず通る場所だし、新しく家に越してきてしばらくは家に帰ったときこの通路入り口で感慨にふけることだろうし」、とお金をかける価値のある場所なんだと僕たち夫婦2人お互いに納得させあって決定しました。

よく使うところ、よく目にする部分にこだわる、これが今回のリフォームのポリシーみたいなものになっています。