家の駐車場に求めるもの

家の駐車スペースをコンクリートで全面舗装するのはやめよう、
近所の家々のコンクリート部分を見て思いました。

年月とともに汚れ、劣化が目立ち、色はどんどんとくすんで灰色になっていきます。
味気ないものになります。

舗装工事で手を抜いてはいけないのは、前回書いたように下地部分の地固めです。
これは完成後は目に見えない地下の話です。

今回は「地表の目に見える部分をどう仕上げるのか」という点で、コンクリートですべて覆ってしまうのは僕たち夫婦の好みではありません。
砂利も嫌です。
ブロックなどを敷き詰めてしまうのも家のイメージに合わない気がします。

何か参考になるような駐車場はないのか?と近くの住宅街を歩きましたがありません。
ほとんどが全面コンクリートでした。

どうしたらいいだろう?と自問自答。

    堅牢で無機質なイメージよりも、やわらかい印象を与える作りがいいな。

アバウトな表現ですね。もう少し具体的に。

    緑があれば植物があれば、いいかもしれない。

どんな植物?

    駐車スペースなので、芝生かな。手入れが面倒だから人工芝かな。

それは植物じゃないよ。

    駐車場で植物を取り入れているのは、どんな例があるのか?

思いつかないものは調べるしかないので、ネットで調べたり、また近所を見て回ったり。

我が家の場合、駐車スペースは玄関へと続く通路にもなっています。
だから歩くことも考えた作りにしないと。

どんな緑(植物)をどう置くのか考える前に、歩く部分をどうするのか考えると
「中央の部分を固いもので舗装し、そうでない部分(轍になる部分)に緑を置く」
というアイデアを思いつきました。

    轍(わだち)はタイヤが通るところだから、植物は育たないのでは?

確かに車のタイヤが常に踏んでいる部分は植物は育ちません。

車のタイヤが通らない部分=歩く部分、
車のタイヤが通る部分=歩かない部分、

どちらも人か車が通る、

緑を植えたいっていうのは難しいのでしょうか?

無理かなぁ、と思いつつインターネットでいろいろと検索していると、
「もしかしてこれなら実現できるかも!」と感じたものをみつけました。

次回はその「これまでみたことがないもの」について紹介します。