駐車場でも育つ植物
無機質なモルタルとコンクリートでできた駐車場、決して「素敵」「真似したい」ものではありません。
費用が安いだけで、完成してから数年もたつと黒ずんできます。
おしゃれな家とは、門から玄関までも手を抜いていないように思います。
我が家のような「駐車場兼玄関先」は、特に使い勝手と見栄えの両立を考える必要があります。
駐車場を無機質でなくするためには、「緑」が必要です。緑=植物。
植物は生き物ですから、毎日のように踏まれている場所では育ちません。
田舎道の轍(わだち)をみればわかります。
駐車場ならば、車のタイヤが通らない場所に植物が生えます。
それでも駐車場は植物にとって育つには過酷な環境です。
ですから、パーキング用の植物選びはよく調べたほうがいいでしょう。
他の記事でも紹介しましたが、駐車場に使われた例がある植物は
- 竜のひげ(タマリュウ)
- ペントグラス系
- バミューダグラス系
- セダム草
- イワダレ草
- スナゴケ
これだけありました。
このうち我が家でこれから植える予定は「セダム」です。
いろいろあるセダムの中で「モリムラマンネングサ」です。
最も良い植えるシーズンは4月から6月で、この時期が一番よく育つようです。
そのため苗を地面にまいてから根を地に張るのに一番日数が短いのだとか。
繁殖力、生命力が強いので、ほっておいても育つということと、見た目で決めました。
いきなり本番というのも不安だったため、リフォーム工事中に庭のプランターで試しに植えてみることにしました。
春は多くの人が草花を購入する時期のようで、ネットで検索するとすでに売り切れのお店が続出。値段の安い店から売り切れていっている様子です。
それでも根気よく探しみつけたお店で注文。
こちらの楽天ショップの商品リストから探しました。→→ネットで買えるモリムラマンネングサ
何株か迷いましたが、50株ほど購入。
2日後には大きな段ボールに入れられて宅急便で届きました。
画像だけではわかりませんでしたが、多肉植物といっても一つひとつの葉は数ミリの小さなもの。
ネットで「可愛い」という評価に納得。
この苗を苗床からちぎって分けて、土に指を使って穴をあけ入れていきました。
どこかのウェブサイトに書いてあったように「軽く上から土をかけておしまい」にしました。
(土には肥料はまぜていません)
あまった10株ほどは植えずに段ボールのフタをかぶせて置いておきました。
そして一週間後、プランターのセダムはほとんど地面から顔をだしていません。
ですが段ボールをかぶせておいたセダムは、元の倍の長さに成長していてビックリ。どうやら光を求めて成長したようです。
このままほおっておくこともできないので、長く伸びたセダムをプランターに巻きました。
この時2つのセダムには違いがありました。
プランターのセダム=明るい場所に植えたセダムは、茎は短く、葉は太くて濃い緑色。
段ボールのセダム=暗い場所に植えたセダムは、茎が長く、葉が小さく薄い緑色。
さらに一週間たつと、段ボールからプランターに移したセダムは、色が濃く葉が太くなっていました。
この結果を考えると、セダム=モリムラマンネングサは、地面の上に蒔くだけでよく、日があたるところで丈夫に育つようです。
リフォームが終わったら、駐車場の土の上に蒔く予定です。
今回セダムを買ったショップはこちら↓