家の外壁と屋根の塗装をする時がきた
外壁を触ると手に白い粉がつくようになり、窓の外枠は塗装が薄くなり木目が見える部分も出てきました。
外壁塗装と屋根の塗装は、家が傷まないようにするためには重要なので、ついに決断。
まずは、ざっくり調べてみました。
費用はどれぐらい
いろいろと調べると、80万円から150万円ぐらいの間。
家の大きさに応じて塗る面積も変わります。
どんな塗料を使うかによっても変わります。
どこの業者に頼む
一番いいのは、長年やっている近所の外壁専門の塗装屋。
理由は「評判が悪くなると商売ができなくなるため、長年やっているということは、腕がいい」
といことと「塗装が終わった後でも相談にのってもらいやすい」こと。
ふつうはそんな都合のいいところはないので、複数の業者から見積をとり、
金額だけでなく
見積の内容と説明に不明点がないこと
信頼できそうか
などで決定します。
時期はいつがいい
寒くないこと、天気が安定していること。
だから春と秋が一番いい。
夏も大丈夫だが、暑いときにエアコン使えないかも。
これでなんとなく塗装工事のイメージが見えてきましたが、
業者に見積をもらう前に決めておくことがあります。
それは塗装にどれぐらい費用をかけるのか?
さきほど書いたように、塗料の性能・品質には種類があります。
高くなるほどいいのですが、必要以上なことをしても無駄遣いになります。
どの塗料が自分の家にいいのか?ときかれてもわかりませんが、
どれぐらいの年数もつ塗料にするのか?は、自分で決めることができます。
家の建て替えの時期
塗料の種類を選ぶには、
どれぐらい今の家に住むのか?、これが大まかな基準になります。
いつかは引越して家を手放す、
家がずいぶん古くなったので建て替えが近い
家族の高齢化からバリアフリーを考えた建て替え
など。
そもそも「我が家があと何年もつのか?」の目安がわからない人が多いと思います。
家の寿命
早稲田大学の研究室が発表した論文が参考になります。
建築寿命に関する研究~2011年における我が国の住宅平均寿命の推計 ~
http://www.waseda.jp/sem-ykom/kamatani.pdf
住んでいる地域の環境が厳しいほど、年数は短くなりますが、
大まかには次のとおり。
このグラフでみると木造では45年から55年ぐらいの寿命ですね。
我が家はこれにあたります。
寿命がながいほど、これからも住む年数が長いほど、
塗り替えは1回ではなく数回と多くなります。
塗料の違い
塗料の素材や性能をいろいろ知っても知らなくても、
外装の場合には「耐久年数=次の塗り替えまでにどれぐらいの年数もつのか」が重要ですね。
参考として
ウレタン系:6年から10年
シリコン系:8年から15年
フッ素系:15年から20年
がありますが、
高級のウレタン系塗料のほうが、安いシリコン系塗料よりも耐久年数が長かかったりします。
塗料を指定するのではなくて、
何年おきに塗装を行いたいのかを決めて、
業者に伝えて見積をだしてもらうのがスムーズです。
屋根は壁よりも丈夫な塗装に
日光や雨風にもっとも当たるのが屋根の部分。
屋根と外壁に同じ塗装を塗っても耐久年数が変わってきます。
だから、屋根に塗る塗料は外壁用のものと変えたほうがいい。
修繕もある
家の外側のメンテナンスは、屋根・壁の塗装だけではありません、
雨どい、雨戸、窓の外枠、壁と壁との間のシーリング なども年数とともに劣化していきます。
高い所は自分で修繕ができませんから、
外壁塗装のときに修繕してもらうのがいいですね。
もちろんこの場合、塗装の工事以外にも費用がかかってきます。