フェンスに目隠しする方法
中古住宅を購入しリフォームを行った際に、隣家への目隠しの方法をいろいろと検討しました。
そのときの経験と情報をもとに、このコーナーでは自分でフェンスに目隠しをするための商品と方法を特集しています。
設置済みのフェンスになんとかして目隠しを取り付けたい!、
できるだけ安く仕上げたい、なるべく簡単な方法がいい、
そう思って調べたネット通販で購入できる「目隠し商品」はこれだけありました。
- ウッドスタイルフェンス
- 価格:1枚4,300 円(税込・送料別)、取り付けの簡単さ:★、見栄え:★★★
樹脂製(ポリスエチレン)の板で設置後はメンテナンスは不要です。木目調で全8種類のカラーがあります。価格は板のサイズによって違います。
フェンスへの取り付けは、フェンスを柱部分を残して他を撤去し、柱に別売りの固定部品を使ってウッドスタイルフェンスを固定します。
フェンスの柱に固定部品を取り付けられない場合は、別売りの「アルミ形材柱」をフェンスの柱にかぶせてネジで固定できるのか検討するといいと思います。
部品は自分で購入、設置は工務店さんにお願いするのが失敗がありません。 - アルファウッド
- 価格:1枚2,363 円(税込・送料別)、取り付けの簡単さ:★、見栄え:★★★★
樹脂製(ポリスエチレン)の板で設置後はメンテナンスは不要です。木目調で全4種類のカラーがあります。
フェンスへの取り付けは、フェンスを柱部分を残して他を撤去し、柱にネジを使ってアルファウッドを固定します。ウッドスタイルフェンスより厚みが3mm薄くできています。
長さが1,994mmですので、板を2本の柱以上で支えることを考えるとフェンスの柱と柱の間隔は1m以下であることが必要です。 - イージーリフォームフェンス
- 価格:オーダーメイドのため不明、取り付けの簡単さ:★~★★、見栄え:★★★★★
取り付けの簡単なものか難しいものまでいくつ種類があります。この画像はもっとも簡単なもの。
材料は木材です。
このように目隠し部分がラティスのタイプもあります。まず見積もりをとりますが、その際今のフェンスの正確な寸法をメールで知らせる必要があります。少し専門的なやりとりがでてくるかもしれませんので、工務店さんを通して見積もりを取ることをおすすめします。
- グリーンフェンス
- 価格:1000円~、取り付けの簡単さ:★、見栄え:★
葉っぱに見える目隠しで、フェンスにかけるネット状のものからこの画像のようにジャバラのタイプなどいくつか種類があります。
値段が手ごろで取り付けが簡単ですが、品物によって品質に差があるため各商品の購入者レビューを参考に商品を選ぶことをおすすめします。
また長い間使用していると葉の部分が雨風でよごれてきて見た目が悪くなってきますので、2年ぐらいで交換するのがいいでしょう。
目隠しフェンスのアドバイス
目隠しする目的だと「できるだけ板と板の間の隙間を狭くしたい」と思うものですが、
- 風の通り=通気性が悪くなって夏場むし暑くなる
- 強い風が吹くと、フェンス全面で風を受けるため、柱が傾く
などの問題が出てこないように、「ある程度」は空ける必要があります。
またネットフェンスの上と下に横にフレームがあれば、目隠し板を立にして取り付けることも可能です。
柱と柱の間隔が広い場合、目隠し板を横に取り付けると、板と板の隙間から家の全体が見えてしまいますが、これは構造上仕方ありません。
目隠しと風通しを考えると、板と板の隙間が1.5cmから2cmぐらいにして、板の幅が狭く、厚みがあるものを選ぶと、両立できます。
板の材質が木材の場合には、年月がたつとペンキがはげてきますので、数年に一回はペンキ塗りが必要になってきます。