見て楽しい「間取り」の図鑑
これからリフォームをしたい、現在リフォームをどうするか考えている、という人に参考になる本を紹介します。

最高に楽しい「間取り」の図鑑 (エクスナレッジムック)
総合評価:
定価: ¥ 1,890、 発売日: 2010-12-20
下にみなさんのこの本の評価を集めました。
レビュー・感想のまとめ
テーマ別に間取り図がいろいろ提示されていて想像力がかきたてられます。
建築関係の資格を取るために勉強中なので
参考資料のひとつとして購入しました。
最高では無いけれど、そこそこ楽しい図鑑でした。
リフォームの計画をしておりますが、案つくりに現在活用してます。
全編にわたり、著者の設計した実作事例の平面図と写真によって住宅の「間取り」の考え方を整理した『図鑑』…というより、平面的な「間取り図」によって生まれてしまう空間の細切れ感をいかに破って住宅の中に快適な回遊性や雰囲気のつながり、自然な生活機能の関連付けができるか、ということについてのアイデア集と呼ぶ方が適切だと思うそういう意味では『「間取り」の図鑑』というタイトルで少し損をしている気も。特に、ポンチ絵的な間取り図で捨象されてしまう断面的な手法については、言われてみればなるほどね、と今さらながら思わされることもけっこうある。
大小の吹抜け、腰壁や小壁・独立壁、採光スリットや引戸、閉じたテラスなど、個別に見ればなんということのない手法を具体的な暮らしに引きつけて活かす具体例がたくさん出ていて、「間取り」で煮詰まったときに目を通すと何かしら手がかりになると思う。いわゆる「間取り」に関しては、家事スペースやウォークインクロゼット、書斎コーナーなど、サブ的なスペースをどう配置していくかについて多くの事例が掲載されているのが参考になった。
狭小や複数世帯の事例もしっかり入っているので、そのあたりの参考にもなる。また、いちおうプロ向けの内容ではあるものの、決して専門用語全開というわけではなく、図面も手描き風で顧客向けのプレゼンボードのような趣きなので、一歩進んでこれから建てる/改修する家の「間取り」を考えてみたい一般の人にも参考になる一冊だと思う。ざっくりしたワンルームはやりすぎだけどあんまり部屋ががっつり分かれているのも何かなあ…という方にはおすすめです
「間取り」というタイトルが付けられているものの、
平面図だけではない、縦方向の寸法感覚、家全体としての計画を
建築家の分かりやすい言葉と図で説明してくれています。
一見シンプルで心地良さそうな空間でも、それをつくった理由と思いが
わかりやすく解説されているので、素人ながらに思わず なるほどな~
建築家の実に多角的な思考からこのようなものができるのか~
と思ってしまいました。
1890円という価格ながら、オールカラーで沢山の写真と解説・図が
凝縮されているまさに「図鑑」なので購入して損はない一冊です。
まさに「最高に楽しい」間取りの本です。
一人の建築家の方の作品である、家の間取りと写真がオールカラーで載っています。
この値段で本当に良いの?と思うほどページも多く、内容も濃いです。
実は最初に出会ったのは図書館。でも2週間ぐらいではとても楽しみきれない濃さなので、
あらためて購入することにしました。
家を建てる予定がない方でもパラパラ眺めてるだけで十分楽しいと思います。
素人の私でも楽しく読めますが、中身は本物。
⇒ 最高に楽しい「間取り」の図鑑 (エクスナレッジムック)