素敵な家での暮らしで気をつけること

これを書こうと思ったのは、今の家に越してくる前に知人からあることを言われたからでした。

その人は建築家。いえ、建築士というほうが正しいらしい。
または建築設計士でしょうか。

この知人は、自分の家を建てたい人と話をしながら、
「本当にこの人にあった家」を建てるように心がけていて、
確かに「こんな家に住めたらいいなぁ」と思うような家を多く建てています。

我が家は中古の一軒屋ですが、この家に決まる前までは
なんどかこの人に相談をしたことがありました。

そのときに言われたのが
「家が新しくなってもですね、その人の生活が変わらないと、素敵に暮らせませんよ」
ということ。

家は入れ物であって、素敵に暮らすのは人。
その人の暮らし方がひどいと、家の中もひどくなる。

たとえば、なかなか物を捨てられない人がいますよね。
「これはいつか使うかもしれない」
「これには思い出があるから、捨てづらい」
という人。

こういう人は当然、家の中に物がたくさんある。
すると家の中はせまくなる。

それでこの人が今よりもっと広い家に住みたいと思う。

でも、広い家に住んだとしても、広くなった分のスペースはまた物で埋まってしまうんです、実際。

その人の習慣・暮らし方が変わらなければ、
他人から見ておしゃれと思える家にはならない。

このことを今の家に越してきて3ヶ月ほどたって思い出しました。

気をつけるのは、なるべく物を増やさないこと。

やっと引越しの荷物が片付いたところですが、
これからは、使わないものを処分する、本当に必要と思うものだけを買う、
これを実践していきたいと思っています。